Sensoryが音声と顔認識を組み合わせた新しい生体認証プラットフォームを発表。咳やくしゃみも検出

AIと音声技術を開発するSensoryは、Sensoryが音声と顔認識を組み合わせた新しい生体認証プラットフォームTrulySecureを発表した。

TrulySecureは、マスクを着用した状態でユーザーを認識し、咳やくしゃみを検出できるため、ユーザーのセキュリティを損なうことなく、利便性と安全性を向上させることができる。

Covid-19の流行で、マスクの着用があたりまえとなり、顔認識システムの多くは完全な対応が難しい。ほとんどの顔認識ソフトウェアは、マスクをしているユーザーの顔を登録できない。電話のロック解除、アプリへのログイン、モバイル決済の処理など、顔認識に依存していおり、マスクをしている際の利用で不便を感じた方も多いのではないでしょうか。

SensoryのTrulySecureは、顔と音声の両方を1つのSDKに統合することで、開発者は顔と声の生体認証を活用し、マスクをしていて顔認証に必要な特徴点の取得が難しい場合は声紋認証を併用する。
また、レストランやスポーツイベントなどのノイズが多い環境(顔認識では光がノイズとなる)で使用する場合は、音声認識が顔認識を補完する。これにより、顔と音声の両方の生体認証をリアルタイムで活用して、シームレスで非接触のエクスペリエンスをエンドユーザーに提供できる。

TrulySecureは、複数の生体情報登録を有効にすることもネイティブでサポートしている。たとえば、ユーザーは通常どおりに顔認識に登録し、マスクをつけた写真の登録をすることもできる。

SensoryのCEOであるTodd Mozer氏は、次のように述べている。
「このような前例のない時代に、デバイスメーカーとアプリ開発者は、人々の安全を確保する新しい方法を見つけることを求められています。」「TrulySecureはまさにそれを実行し、アプリやデバイスがマスクを着用しているときでも、あらゆる状況でユーザーを認識および認証できるようにします。これにより、公共の場所で人々が顔に触れたりマスクを外したりする必要がなくなります。しかし、TrulySecureのサウンドIDコンポーネントを更新して、ユーザーが病気をしている、または病気の人の周りを示している可能性のある特定のノイズを認識することにより、さらに一歩進んでいます。」

また、TrulySecureのアップデートには、TrulySecureの主要機能であるSound IDにも咳やくしゃみを検出する機能も含まれる。咳やくしゃみのを認識することで、ビジネスオーナーが従業員の健康を追跡したり、都市が一般住民の健康データ統計を生成したりする事ができるようになる。個人レベルでは、スマートフォンやウェアラブルを使用して、ユーザーの健康状態を追跡したり、咳やくしゃみの回数が特定のしきい値を超えたときに警告することもできる。

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