東芝、リアルタイム音声自動字幕システムToScLiveを発表

東芝は、オンライン授業で先生の音声を字幕化し、学生に配信する音声自動字幕システムToScLiveを開発したと発表

ToScLiveは簡単な操作で使用することができ、手軽に授業に導入することができ、現在オンライン授業で利用されている様々なオンライン会議システムとの併用が可能という。ToScLiveにより、聞き逃した部分の確認や授業内容の振り返りが容易となる。

東芝は、慶應義塾大学、法政大学の講義でToScLiveTMの有効性を検証する実証実験を6月中に開始する予定でとのこと。

ToScLiveTMの特徴は、簡単に利用できる使い勝手の良さにある。精度の高い音声認識にはマイクなど音響設備の細かい設定が必要ですが、正しい設定には専門知識が不可欠。このため、授業開始前に声を吹き込むだけでマイクの動作状況を確認できるガイド機能を用意している。このガイド機能には、マイクの音量と周囲の雑音の大きさを測定し、正しく音声を認識できるようにサポートする機能も備えている。また、オンライン授業の音声認識は、専門用語をシステム辞書に登録することで精度を向上させられる。個別に登録するには多くの時間がかかり授業実施までの準備時間が長くなるため、講義資料などのテキストデータから専門用語を自動抽出する機能も有している。これらの機能により、専門知識のない方でも容易にシステムを使用することができ、高精度な字幕化によりオンライン授業の質の維持・向上を図れる。

ToScLiveは、東芝が2019年3月に公表した「会議・講演向け音声自動字幕システム」に基づくシステム。東芝が長年研究開発を行ってきた音声認識技術によって支えられており、認識率は発言内容を事前学習なしで十分に把握できるレベルと言われる85%を達成しているという。また、「えー」「あのー」などのフィラー、「きょ、今日は」などの言いよどみを検知し、字幕上の表示を薄くすることで、読みやすさを向上させている。

プレスリリース本文

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