米軍がJUDIという軍用ロボット音声アシスタントを開発中

米陸軍研究所は南カリフォルニア大学と共同で、軍事ロボット操作の学習コストの削減や人間とロボットとの、より緊密な連携のために、”JUDI”という音声アシスタントを開発しています(米軍の広報記事より)。

ロボットが米軍で大きな役割を果たすようになり、ロボットのコントロールの課題はますます重要になっています。次世代の軍事ロボットはより高度な自律性を有しており、これまでのジョイスティックや無線でのコントロールを使ったリモートコントロールデバイスから、人とロボットの緊密性とより直感的でロボットの自律性を最大化できる新しいインターフェイスが必要となっています。

JUDIは、Alexaなどの商用民生音声アシスタントとは大きく違い、入力された音声コマンドのコンテクストを、会話からの情報と、センサーから取得された情報を使い判断し、自律的に実行することを目指して開発が進められています。また、クラウド接続ができないなど、命に関わる現場でのアクシデントが発生しないシステムとしての堅牢性や正確性を追求する必要があり、商用ベースの音声アシスタントより複雑なアシスタントとして開発が進められています。

「私たちの最終的な目標は、特に偵察や捜索救助などのシナリオで、兵士が自律システムとより簡単にチームを組んで、より効果的かつ安全に任務を完了することができるようにすることです」とマージは言います。「兵士が自律システムへのよりアクセスしやすいインターフェースを備え、ミッションコンテキストに簡単に適応できることを知ることは非常にうれしいことです。」と米陸軍研究所のマシュー・マージ博士は述べました。

ロシア軍もMiG-35に”リタ”という音声アシスタントを導入するなど、軍事目的での音声アシスタントが増えてきています。

米軍の広報記事本文

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