NVIDIAが医師と患者の会話書き起こしAI”Bio-Megatron”を発表

先日開催されたConference on Machine Intelligence in Medical Imagingで、Nvidiaは医師と患者の会話を書き起こし分析するAIシステム”Bio-Megatron”を発表。

Voicebot.aiの記事によると、PubMed(※1)データベースの61億語でトレーニングされたBio-Megatronは、3億4,500万のパラメータを有する。このシステムは、アメリカ国立衛生研究所が開発した自然言語処理と自動音声認識ソフトウェアをもとに調整されており、医師が研究に費やす時間とエネルギーを減らすことができる。

Bio-Megatronは1ミリ秒の処理遅延のみで92.05%の精度での書き起こしを実現しており、会話中から主要な臨床状況を抽出し、既存の医療情報との紐付けや分類を行うことができる。医師は筆記録を1行ずつチェックして間違いがないか確認する必要はほとんどないという。

「Bio-Megatronは遠隔医療やその他のドキュメントツールを実現するための重要な要素です。医師はメモを取るのではなく、患者に集中することができます。」また、「私たちは臨床試験のための新しいデータのコーパス(言葉のデータベース)を作成しています。私たちは、臨床試験に役立つ下流の分析データを可能にするデータを持っています。」とNvidiaの医療AIのグローバルヘッドであるモナフローレス博士は語りました。

※1 PubMedは生命科学や生物医学に関する参考文献や要約を掲載するMEDLINEなどへの無料検索エンジン。 アメリカ国立衛生研究所のアメリカ国立医学図書館が情報検索Entrezシステムの一部としてデータベースを運用している(Wikipediaより)。

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