激戦ロシアの音声AIアシスタント市場

あまりIT系のニュースとしては目にすることが少ないロシアですが、音声AIアシスタントにおいては独自のマーケットが形成されています。ロシアはGoogleやAmzonが成功できていない国の一つで、Yandexというロシア版のGoogleのような企業が検索やネット広告、その他オンラインサービスのエコシステムを構築し、大きなシェアを持っています。
音声AIアシスタントについても、Yandexが主導権を持ちつつありますが、いくつかの国内競合も登場しており、それらを記事にまとめました。


Alice(Yandex)
YandexのSpeech Kitという音声認識エンジンを搭載するAliceのコミュニケーション能力は人間に近いと言われており、Yandexのタクシー、ショッピング、決済、音楽、ニュース、天気などのサービスと連携しています。
Aliceのチャットボットのおしゃべり機能が完成度が高く、人気に拍車をかけているようです。
Aliceはスマ−トフォンでの利用が多いとのことですが、Yandex.Stationというスマートスピーカーを販売しており(EchoDotのようなミニ版もある)利用者は4500万人で1日30分利用されているとのこと。

Yandex.Station Mini

Oleg(Tinkoffバンク)
Olegはロシアのインターネットバンク、Tinkoff Bankによって開発された対話型音声AIアシスタントです。現状スマートスピーカーは無いようですが、100%自社開発のエンジンで、対話型音声AIアシスタントとして高い能力を持っています。まだシェアはそれほどないようです。

その他にもMail.ruグループ(Facebookのようなロシア最大のSNSを展開する企業)がMaroussiaという対話型音声AIアシスタントをローンチしており、Capsuleというスマートスピーカーを近々発売するとのこと。

Capsule

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